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連続ブランキング

1,500・2,200tf連続ブランキングプレスラインは、世界最大級のプレスラインです。 大幅な加工時間の短縮と歩留まりの向上を両立させ、付加価値の高い製品を生み出す、他に類のない設備です。

今までの加工方法から視点を変えてブランキング加工に変更することよって、 大量生産の短納期化、コストメリットのさらなる創出を可能とします。

連続ブランキングとは

ブランキングとはその名の通り、ブランク(空白)を打ち抜く加工を意味します。通常のプレスでは、コイル状の鋼板を必要なサイズに断裁し、板の反りなどを調整する工程を別個に実行する必要がありますが、連続ブランキングでは、コイルから連続して加工ができるため、極めて高い生産効率を実現します。

連続ブランキングを実現するためには、大規模な設備に加え、コイル鋼板の特性に対する経験とノウハウが求められるため、安定的かつ大規模にこの加工を行うことができるメーカーは限られています。

  1. コイル入荷(28トンコイルまで対応)
  2. コイルストックヤード
  3. コイルセット
  4. アンコイラー部
  5. レベラー
    (2.3mm~14mm 通板可能)55K鋼まで対応可能
  6. ループ
  7. ブランク
  8. 完成品
  9. スクラップ

最大14㎜厚、コイル巾1,550㎜まで対応

当初は9㎜厚まで対応可能な1500tfのプレスラインがメインで活躍していましたが、さらに大きな荷重をともなう加工ニーズに応え導入したのが、2,200tf連続ブランキングプレスラインです。このプレスラインでは、最大14㎜の厚板まで対応可能です。 
通常9㎜を越える厚板は、シート状の鋼板をガス溶断機やレーザー切断機で切断して製品を製造するため、生産の効率化は難しいと言われています。しかし、当社の連続ブランキングプレスラインであれば、そうした厚物であっても短期間に大量生産することが可能で、納期の短縮とスケールメリットによるコストダウンを実現します。

金型も自社で設計・製造

京葉ブランキング工業では、連続ブランキングプレスで使用される金型も自社で設計製造しています。装置や材料特性を知り抜いていることで、シンプルでありながら最適な金型の設計が可能。外注せず内製化することで、価格競争力のある金型が生まれ、それはコストメリットとしてお客様に還元されています。

高い歩留りで材料費の大幅削減を達成

1,500・2,200tfという機械能力を活用し、広幅コイルよりの多条取り(チドリ抜き)を実現したため、品質の均一化はもちろん、従来の加工法に比較し、歩留まりが格段に向上し、材料費の大幅削減を達成しました。

主要設備

  • 1,500tf連続ブランキングプレスライン
  • 2,200tf連続ブランキングプレスライン

分野別製造製品例

建設機械部品 コンクリートパイル部材

トラック/乗用車部品 ホイール用ディスク素材、エンジン回りプレート類 等

その他  LPGボンベ部材、二次工程のためのレベラーカット

  • 6mm?12mm φ300?φ550×φ65
  • 6mm φ620?φ645
  • 8mm 444mm×469mm
  • 6mm 403mm×494mm
  • 6mm 382mm×896mm
  • 5.0mm 894mm×1195mm
  • 6mm 354mm×1429mm
  • 8mm 487mm×552mm